今年の六月に付き合っている彼氏と結婚問題に関して激しいケンカのすえに別れてしまいました。

それだけではなく、今までにも何度か好きな相手に嫌われるパターンが多く、そのくせ好きでもない人から好意を寄せられる傾向があります。

それに何となくですが、自分は恋はもちろんのこと、たとえお見合いで結婚したとしても、その結婚生活をまっとう出来ないのではないかという不安を感じます。

果たしてこれから先、私に良縁が訪れるでしょうか？

　昔から「好いた人には想われず　好かない人に想われて　イスカの恋の掛け違い」と申しますが恋愛とは得てしてそのようなものです。

しかし、あなたの場合は宿命的に特にその傾向が強いようです。

けれども、それならそれで俗に言う「割れ鍋に綴じ蓋」で、必ず自分に合った相手もこの世に存在しているものです。

それなのに、その相手との距離を遠くしているのは、他でもないあなたの「私の結婚相手はこうあらなければならない」という思いこみです。

もし、その観点から離れて自分というものの本質を深く観察されるなら、おのずからご自分にフィットした相手が見えてくるでしょう。

つまり、「敵を知り、己を知らば百戦危うからず」です。 まさしく、恋愛は戦いであり、その武器の一つとして占いを上手く使うなら、これはこれで大変有効な役割を果たします。

　 さて、前述のあなたの恋人との別れ話ですが、確かに今年は奈津子さんにとってエゴを助長する星が巡りますし、結婚運も悪いので、結婚話でいさかいが起きたというのもうなずけます。

そして、何となくご自分の結婚運がもともと良好では無いのではないかというご心配も、残念ながら当たっているのは事実です。

しかし、たとえそうであってもそれなりのＴＰＯつまり「時・所・人」を選べば必ずしも不幸にはいたらずに済みます。
つまり、占いというのはあらかじめ自分の傾向を認識し対処してゆくための運命の天気図や地図のようなものだからです。

　 先ず、端的に「時」に関して述べさせていただくならば、結婚の時期としては2004年の4月が一番でしょう。
次が2008年の1月で、そして三番目が2009年11月となります。

　 順に詳しくいえば、2002年は過去の清算が起こる年で、今まで付き合っていた彼と別れることになったのも、その現象があらわれたものです。
また、結婚運も破壊される年ですので、当然ながら結婚をお勧めできる年ではありません。

　 続く、2003年も家庭運は思わしくなく、無理に結婚しようとすれば後で期待外れとなる相手と結びつくことになり、深く後悔することになります。しかし、それとは逆に仕事運は順調なので、この年はそちらに力を注いだ方が賢明です。
その他にも、結婚以外の自分の夢がかなう年でもあります。

それに対して、2004年は総体的に幸運に恵まれることが多く、その上に家庭的な星の気が巡りますし、結婚に対して行動出来る年です。
ただし、それに比例して仕事運は停滞します。

　 2005年は家庭破りの星が巡りますので、そもそも結婚する気になりません。また、完全な形で美しい家庭を築くことは難しいでしょう。

　 2006年は全体的に突発的なトラブルが多い年ですが、こと恋愛に関しては恋愛星が巡るので、ここで大いに楽しんで下さい。

しかし、実際に結婚にふさわしいのは翌年の2007年の丁亥年で、それは2007年2月4日から翌2008年2月3日まで続きます。
よって、その中でも良い月である１月がベストの時期として選出されたわけです。

　 2008年は男性にもてる年で、そういう意味では決して悪くはありません。

けれども、結婚にまで踏み出すエネルギーが湧く年でもないので、翌年まで待った方が賢い選択が出来るでしょう。

　 さて、このまま続けてゆくとキリがないので、一応2009年で区切らせて戴きますが、この年は全体的に争い事は多いものの、結婚運はとても堅実ですし、夫にふさわしい相手が現れます。

　 次に、「所」つまり場所に関していえば、木造の一軒家よりも、オートロックシステムなどでセキュリィティが守られているマンションなどが最適です。
特に、海・湖・川などの水に近い所に住まいがあれば最高です。いわゆるリヴァーサイドマンションというたぐいになりますが。
こういう、マンションに住んでいるだけでもあなたの結婚運・および家庭運は上昇します。

よって、是非このようなマンションに住まわれることをお勧めします。
それは分譲であろうと賃貸であろうと構いません。もちろん、結婚する前にあなたの運命の相手と愛を育む場所も、海・湖・川などの水に近い場所が最適です。
ただ、相手との出会いの場所は教会とか寺院あるいは裁判所といったドラマチックな場所になる可能性があります。

　 最後に、「人」に関していえば「女性的で家に一人でいても孤独に耐えられるような芸術家タイプの男性」がお似合いです。

ここで、ピンときたならあなたの直感は本物です。

そう、いわゆる「髪結いの亭主」タイプを指します。ようするに、あなたは専業主婦としてやってゆくには向かない人なのです。それなのに、無理して「奥さん」を演じようとすると、あなたの中にある独立独歩の星がうずいて、ストレスを生じさせます。よって、その星を燃焼させる道を選んだ方が無難です。

そして、それを許してくれる相手が前述のタイプの男性ということになります。ということなので、経済的に自立し決して旦那さんに頼らない覚悟が肝心です。

その為にも、あなたの場合は生まれた土地や生まれた家を離れ、実家から独立するのが早い程、運気が上がるので、おそらく、奈津子さんはそのようになされているでしょうが、その道を真っ直ぐ進んでください。

この鑑定例は御本人の承諾を得た上で、ご相談内容の一部を抜粋して掲載しています。ちなみに、これは２００３年の６月に鑑定を依頼されたものです。

一昨年から夫と離婚し、介護ヘルパーをしながら、実家の母の家でリフレクソロジーの店を開業してやっています。

お陰様で少しづつお客様は増えているのですが、売り上げが増えても経費がかさむだけで利益率が上がりません。

また、介護ヘルパーの仕事も割の良いものが無いのが現状です。

しかも、今までお医者さんの世話になったのは出産の時だけだったのに、今月になってから介護先で吐き気を催し、思わず吐いてしまいました。

このままでは、どちらも先行きが暗い見通ししか立ちません。

もしかしたら、両方とも私には向いていないのでしょうか？

だとしたら、いつまでも今の仕事にしがみつかず、早急に見切りをつけたいと思います。

どうか私の適職をお教えください。

　あなたは夫・母・嫁婿とは逆縁の宿命を持っています。

その逆縁の強さからして、旦那さんと離婚されたのは宿命通りなので問題ありませんが、お母様の家で開業したのは少々差し支えがあったかもしれません。

それに、本来あなたはボス運が強く、かつ女王様のように振る舞いたい人ですから、介護やリフレクソロジーのようにまめまめしく相手に触れるような仕事をすることは、その本質に合っておりません。
確かに、恵子さんは普通の人より生命エネルギーが強いし奉仕の星もあるので、体の弱った人にあり余るエネルギーを分け与えてきたのでしょう。

しかし、それにも限度があります。

ちなみに、今回介護先で吐瀉したのは、いずれ無理をしたら病気で倒れてしまうことをあなたの体が知らせてくれたのです。

さらにいえば、もともと小腸や心臓などの循環器系統にもろさを持つあなたにとって毎年１月と６月は要注意月です。

　 では、どういうお仕事があなたにふさわしいのでしょうか。
先ず、恵子さんの命式を拝見させていただくと、その数表に天王星が多いことと、星表が女性星だけで占められているのが大きな特徴です。

この天王星の職業的意味合いには主に「美容師・占星学家・発明家・写真家」などがあります。

よって、特に女性が顧客の大半を占める占い師や、主婦向けのアイデア商品などを考案する発明家などはピッタリです。

この、発明に関していうならば、特にひらめきを助長する星が天王星以外にもあるのが強みです。

また、あなたの場合は事業を広げる際にスタッフを女性で固める必要があります。

　 さて、具体的にいつから仕事運が上向くのでしょうか。
恵子さんが離婚されて本格的に仕事を始められた2001年は夢は広がる年ではありますが、特に仕事運は可もなく不可もなしといった年にあたります。

しかし夫の星を剋してしまう星が巡るので、この年に離婚されたというお話にもうなずけます。
他にも最大凶星の冥王星が巡ってきたので総体運も弱く勢いに乗れなかったのでしょう。

　 翌2002年の仕事運も2001年と同様に可もなく不可もなしです。
総体運も海王星ですので、良くも悪くもないといったところです。
ただ、この年から前述の小腸や心臓などの循環器系統の病気の因子が醸成されてゆきます。
それは、あなたの不規則な生活が直接の原因です。それが今年になって発現したのが介護先での吐瀉なのです。
あなたは肉体エネルギーが強いので2002年には現れず翌年にずれこんだわけです。
もし、体の弱い人だったらその年に兆候が現れたでしょう。

　 2003年も引き続き仕事運に変化はありませんが、結婚運は60年に一度のチャンスの年です。
ただ、全体的には最大凶星の冥王星が巡るので良くない年です。

　 ところが、来年の2004年は最高の仕事運が巡ってきます。
この時が大きく仕事が飛躍する時です。

総体運も大吉星の木星なので、悪くありません。
その仕事運の勢いは翌2005年にも続きますので、この2年間に集中してお仕事をやってください。
けれども、総体運自体は大凶星の火星が巡る為この年は不調です。

　 続く2006年は仕事運が停滞しますし、最大凶星の冥王星が巡るので総体運も良くありません。
ですから、この年は辛抱が肝心です。

　 2007年は凶星の天王星が巡るので総体運は引き続き良いとは云えませんが、前年ほど酷くはありません。
また、仕事運も普通です。

　 次の2008年は大吉星の木星が巡るので総体運は申し分ありませんし、仕事運も大きく前進します。

　 まあ、運期的にも今は自分の実力以上のことがやれる時期で、今まで普通だった人ほど大化けするという強運な期間ですから、それだけ体力的にきついものはありますが、思い切って勝負に出ることをお勧めします。

もともと、あなたは晩年運ですし、先に述べたような頭領運の持ち主ですので５０を過ぎてもエネルギッシュに活動することが可能です。
特に、５０歳からは最大吉星の太陽が１０年間巡りますので、ここが人生一番の勝負期間となります。
ですから、是非この強運を最大限に生かしきって下さい。

ただし、一つだけ注意しなければいけないのは傾斜の強い坂道を駆け上がるような運勢ですから、体力が限界に来た時にまっさかさまに転げ落ちてゆくので、それを防ぐ意味においても体力維持が至上課題になります。

なお、前述のように夫や母との縁が順当では無いあなたですが、子供縁は良好です。
もし、お子さんがいられるなら一生懸命お仕事を頑張っているうちに、必ず子供さん達の助力を受けられることでしょう。

まったく、先生がおっしゃるとおりです。

今まで私は人の苦しみを和らげようとするあまり、かなり生命エネルギーを放出し過ぎたようです。 そのために、介護先でリフレクソロジーを無料でやってあげたりしておりました。

そのせいで、介護サービス会社から「そこまでやったら、他のヘルパーが仕事をやりにくい。あなたの場合は過剰サービスだ」ということで疎まれてしまい、好条件の介護先を紹介してもらえなくなりました。
まさに自分で自分の首を絞めたことになります。

さて、占いは今回の鑑定だけではなく、他の占い師さんにも何度か見てもらうほど好きなので、それを職業とすることに違和感はありません。けれども、発明的才能があると言われたのにはとても驚きました。とはいうものの、さっそく発明やアイデアで稼ぐ方法を書いた本を何冊か購入してみました。

とりあえずは今の仕事をやりながら発明のアイデアなどを毎日ノートに書いてゆこうと思います。また、占いの勉強も始めてみたいと考えております。

それにしても、前夫との逆縁は離婚したのだから推察がつくとはいえ、母との逆縁まで指摘されたのは驚嘆しました。さらに付け加えると、子供にも仕事上のアドバイスを受けていますが、反対を押し切ってやったことが全て裏目裏目となっています。

ですので、これからは先生の占いに従って子供の忠告を素直に聞き入れるようにいたしたいと思います。

また、「今年からの１０年間があなたの人生で最大チャンスだ」というお言葉には身震いするほど感激しました。

そして、このビッグチャンスを生かそうという勇気が湧いてきました。

いろいろと貴重なアドバイスをいただき感謝しております。