牡羊座が1室の人は、活動的で野心家が多い。決断力、実行力に優れていて、積極的に行動していく。
さらに、牡羊座の支配星である火星が5室に在住していて、9室に在住する木星からのアスペクトを受けているから、一般的に幸運という分類に属する。
収入は、2室で9室支配の土星が在住していて、一つのダーナヨーガが出来ている。それと、若干弱いが2室支配の火星が11室に対してアスペクトしていることも一つ。もう一つ2室支配の金星と9室支配の木星が相互アスペクトしている。これらから判断して、収入に困ることはないでしょう。
3室に金星が入っている。この金星は2室と7室の支配星だから、よく表れれば家族中心のいいパパになるが、マイナスに表れると浮気性になる可能性がある。
土地、家に関しては立派なものは得られるが、6室支配の水星が在住しているので某かのトラブルが予想される。
子供を表す5室には火星が在住している。本質的には活発なタイプだが、獅子座の支配星である太陽が12室に在住し、土星からのアスペクトを受けている。大分抑圧された人生になりそう。
仕事や名誉を表す10室にラーフが在住しているので、有名願望、成功願望は人一倍強いといえる。
1994年の2月にラーフ・木星の示す要素が強く表れる時期になった。ラーフは10室、木星は9室に在住している。その94年の秋場所後に横綱に昇進となった。
99年5月から、ラーフと水星が強く表れる。水星は困難、病気の6室を支配してる。2001年の5月に膝を故障し、2001年11月にラーフとケートゥの時期に入った。現在(2002年7場所)まで休場しており、秋場所での再起をかけている。
秋場所が始まる9月8日は、ラーフ、ケートゥ、土星の時期で、非常に厳しいと言わざるを得ない。仮にでたとしても、10月19日にはラーフ・ケートゥ・水星になり、故障の再発、もしくは悪化が予想される。さらに、12月12日には
ラーフ、金星の時期になる。この金星は、アセンダントから見た場合、2室、7室と死を表すハウスを支配しており、ラーフから見た場合、病気を表す6室に在住している。もう一つの不安材料として、金星はムリチュバーギャという危険な度数にあることを付け加えておこう。